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» 2013年10月10日 17時49分 UPDATE

2012〜2017年の国内RDBMS市場は平均8.1%で成長、2017年には2619億円規模に

IDCの予測によると、国内アプリケーションサーバ市場も2012〜2017年に平均6.4%で成長し、2017年には895億3000万円の売上規模となる。

[ITmedia]

 IDC Japanは10月10日、国内リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)市場とアプリケーションサーバ市場の予測を発表した。これによると、2012年の国内RDBMS市場規模は、前年比7.0%増の1775億7100万円となった。アプリケーションサーバ市場規模は655億8500万で、前年比5.7%増の成長だった。

 調査レポートではSaaS/PaaS/IaaSを活用するシステムを「第3のプラットフォーム」と呼び、それ以外は「第2のプラットフォーム」と呼んでいる。IDCではユーザー調査およびベンダー取材の両面から、RDBMS市場とアプリケーションサーバ市場に及ぼす第3のプラットフォームの影響を分析した。

 この分類に基づいて、2012年における国内RDBMS市場をプラットフォーム別売上構成比でみると、第2のプラットフォームソフトウェアが95.8%、第3のプラットフォームソフトウェアは4.2%という内訳になった。同様に、2012年における国内アプリケーションサーバ市場規模のプラットフォーム別売上構成比は、第2のプラットフォームソフトウェアが88.3%、第3のプラットフォームソフトウェアが11.7%という内訳になっている。

 IDCは、国内RDBMS市場の2012〜2017年の年間平均成長率が8.1%、2017年の売上規模は2619億1500万円になると予測。2017年の同市場における第3のプラットフォームソフトウェアの割合は、9.2%にまで成長する。同様に、国内アプリケーションサーバ市場の2012〜2017年の年間平均成長率は6.4%で、2017年の売上規模は895億3000万円となる。2017年の同市場における第3のプラットフォームソフトウェアの割合は、23.2%にまで成長するとみている。

 ソフトウェア&セキュリティ シニアマーケットアナリストの冨永裕子氏は、「第2のプラットフォームソフトウェアの市場成長には、汎用サーバ上で稼働するソフトウェアが垂直統合システムに集約されるという材料が影響している。また、PaaSの市場規模とその成長は一部のベンダーがけん引するものであり、現在の顧客の選択肢が限られていることも影響している。しかし、垂直統合システムはベンダーロックインなど顧客に嫌気されるリスクもあるため、ベンダーは現在の事業基盤である第2のプラットフォームソフトウェアで収益を上げつつ、第3のプラットフォームへ経営リソースをシフトする準備を行うべきである」とコメントしている。

idc1010.gif 国内RDBMS/アプリケーションサーバ市場 テクノロジープラットフォーム別 売上額構成比予測:2012年〜2017年(出典:IDC Japan)

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