Amazon、顧客が応援する団体に寄付する「AmazonSmile」を米国でスタート

Amazon.comの代わりにSmile.Amazon.comにアクセスしてショッピングすると、購入価格の0.5%をAmazonが米赤十字など、指定した団体に寄付してくれる。

» 2013年10月31日 10時30分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Amazon.comは10月30日(現地時間)、顧客が購入した製品の0.5%を顧客が指定した団体に寄付する特設サイト「AmazonSmile」を開設した。顧客自身の負担はなく(AmazonSmileの表示価格はAmazonと同じ)、寄付金額に上限はない。

 ユーザーは、Amazon.comの代わりにAmazonSmileにアクセスしてショッピングするだけだ。最初にAmazonSmileにアクセスしたときに寄付したい団体を選択すると、後は自動的に製品を購入するごとにAmazonがその団体に寄付する。

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 米国赤十字やDoSomething.orgなどをはじめとする100万近い団体を寄付先として選択できるとしている。

 商品が寄付の対象かどうかは、商品ページのIn Stockの下に「Eligible for AmazonSmile donation」と表示されているかどうかで判断できる。書籍、電子書籍、音楽、「Subscribe-and-Save(定期おトク便)」は対象外だ。

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 例えば5995ドルの動画配信機材「TriCaster 40」も寄付の対象になっている。これをAmazonSmileで購入すると、Amazonが約30ドルを指定した団体に寄付することになる。

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