富士通システムズ・イーストは、クラウドサービスをワンストップで提供するための業務を担う関連部門を分社化した。
富士通システムズ・イーストは、クラウドサービス業務を担う関連部門を分社化し、12月2日付で新会社「富士通システムズアプリケーション&サポート」を設立すると発表した。
富士通システムズ・イーストは7000社以上へのソリューション提供で培ったノウハウをもとに、クラウドサービスを構築、育成する取り組みを進めると同時に、企業のシステム運用を支えるサポートセンターの拡充と自社データセンターの最適化も行ってきたという。
今回はデータセンターやサポートサービスの業務と、富士通システムズ・イーストで構築・育成した業務アプリケーションをクラウドサービスに統合し、事業会社として分社化する。これにより、クラウドサービスをワンストップで提供するとしている。
新会社では業務アプリケーションの第一弾として、12月2日より図書館クラウドサービスを提供する。さらに今後は、富士通システムズ・イーストで培ったノウハウを専門分野に特化したクラウドサービスとして順次提供していくという。
新会社本社所在地は仙台市宮城野区。資本金は1億円で、富士通システムズ・イーストが全額出資する。従業員は170人で、社長は富士通システムズ・イーストの八田信 取締役執行役員常務が兼任する。
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