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» 2014年02月05日 13時33分 UPDATE

セキュリティ状況をレポートする複合機、京セラドキュメントが提供

京セラドキュメントソリューションズは、ウォッチガードのUTMと複合機を連携させて、セキュリティ対策状況や社内のインターネット利用状況をレポートするサービスを始める。

[國谷武史,ITmedia]

 京セラドキュメントソリューションズジャパンとウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2月5日、複合機とUTM(統合脅威管理)機器を連携させた中小企業向けセキュリティサービスの提供を発表した。利用企業でのセキュリティ状況レポートを複合機で印刷できる機能が特徴となっている。

 新サービスは、京セラの複合機を利用する中小企業顧客にウォッチガードのUTMを設置し、京セラドキュメントソリューションズがセキュリティ対策とUTMの運用管理を遠隔で行うマネージドセキュリティサービスとなる。5日に提供を開始し、利用料金は年間6万円(税別、UTM機器費用は別途)。

mfp001.jpg マネージドセキュリティサービスの概要

 また、UTMで実施しているセキュリティ状況を複合機からレポート出力する機能は、2月下旬に提供を開始する予定。京セラ製複合機のWebアプリケーション機能「HyPAS」搭載機器で利用できる。費用は個別見積りになるとしている。

 会見した京セラドキュメントソリューションズの古賀真社長は、中小企業では専任のIT担当者やセキュリティ担当者の設置が難しく、自社のセキュリティ状況を確認することが難しいと説明。「日常的に利用される複合機で簡単にレポートを出力できるようにすることで、セキュリティ対策の強化に役立ててほしい」と述べた。

mfp002.jpg 複合機のレポート出力イメージ

 出力されるレポートの内容は、UTMでブロックした拒否パケットの一覧、ウイルス検知、コンテンツフィルタリング、クライアントコンピュータごとのインターネットアクセス状況、「REDブロック」の5種類。過去4週間の範囲から1週単位でグラフを交えたレポートを出力する。タイマー設定でレポートを自動的に出力したり、片面・両面印刷を設定したりもできる。ウォッチガードの根岸正人社長は、「PCごとにインターネット利用状況を可視化できるため、セキュリティ状況のみならず、社員が業務に応じたインターネット利用をしているかどうかも把握できる」と説明する。

 今後、両社では複合機とUTMの連携サービスを強化する計画。具体的にはウォッチガードが2013年5月から提供しているグラフィカル脅威レポートサービス「WatchGuard Dimension」の機能を京セラの複合機に組み込み、レポート内容を拡充する。米WatchGuardのジョー・ワンCEOは、「世界規模で収集した脅威情報も一緒に視覚的に分かりやすいレポートで提供する。ユーザーでのセキュリティ強化に活用してほしい」と述べた。

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