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» 2014年02月17日 18時44分 UPDATE

導入事例:広島大、AWS上にSAP ERPシステムを構築 国立大学初

広島大学は、AWS上で稼働するSAP ERPシステムの運用を始めた。国立大学としては初の取り組みという。

[ITmedia]

 広島大学は、Amazon Web Services(AWS)上で稼働するSAP ERPシステムの運用を始めた。システム構築を担当したベニックソリューション(神戸市)が発表した。AWS上でSAP ERPを運用するのは国立大学としては初という。

 広島大は2003年に「SAP R/3 Enterprise」(以下、SAP)を導入し、オンプレミス形式で運用を行ってきた。今回、SAPのバージョンアップとサーバハードウェアの更新時期に合わせてクラウド化を決定。システム基盤としてAWSを採用した。

 システム基盤の選定に当たっては、(1)業務に応じたスペックの拡張性、(2)地震など大規模災害への対策、(3)サーバおよび周辺機器の設置場所における空きスペースの確保、(4)SAPとの親和性――を考慮してAWSに決定したという。

 同大ではAWS環境への移行に合わせて、OracleからSQL server2008へのデータベース移行も実施。一連の取り組みにより、SAPのバージョンアップ作業を低コストで実施できたとしている。

 広島大の学術・社会産学連携室 情報化推進グループの清水秀明主査は「大学や自治体でパブリッククラウドを採用している事例は少なく、不安もありましたが、実際の導入作業では特に大きな問題は起こらなかった」「今後は時間単位の課金や多様に展開されている各種サービスを利用し、運用していきながら業務改善やコスト減を図りたい」とコメントしている。

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