Microsoft、必要な更新プログラムを見極める「myBulletins」発表

新サービスは自分の組織にとって重要なセキュリティ情報を見つけやすくして、更新プログラム適用の負担を軽減する。

» 2014年05月29日 07時29分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは5月28日、企業などが自社に必要なMicrosoftのセキュリティ情報の一覧を表示できるITプロフェッショナル向けのWebベースサービス「myBulletins」を発表した。

 同社は毎月リリースする月例セキュリティ情報で、多数の製品やバージョン向けの更新プログラムを公開している。myBulletinsはこの中から自分の組織にとって重要なものを見つけやすくして、セキュリティ更新プログラム適用の負担を軽減することを目指している。

 利用するにはmyBulletinsのWebサイトからMicrosoftアカウントでログインし、使っている製品名とバージョンを選ぶと、その製品やバージョンを対象としたセキュリティ情報の一覧がカスタマイズ表示される。

ダッシュボードの内容(Windows Vista/7/Server 2012 R2を選択した様子)

 この一覧は、リリース日や深刻度、リブートが必要かどうかという基準に従って優先順位が付けられるという。

 同サービスのダッシュボードはカスタマイズ可能で、Microsoft Excelにダウンロードすることもできる。

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