Content Security Policyでは不正な拡張機能やマルウェアによる危険なコードの読み込みを防止できる。
米Googleは12月16日、クロスサイトスクリプティング(XSS)などWebサイト経由の攻撃のリスク軽減を目的とした仕様「Content Security Policy」(CSP)をデスクトップ版のGmailでサポートしたと発表した。
同社によると、Gmail向けの一部拡張機能の中には、Gmailのセッションに干渉するコードを読み込んでしまうものがあるほか、メールのセキュリティを脅かすマルウェアも存在している。CSPではそうした拡張機能による危険なコードの読み込みを防止できるという。
主要な拡張機能は既にCSPに対応済み。もし拡張機能に関して問題が生じる場合は、ブラウザのWebストア(Google Chromeの場合はChrome Web Store)から最新バージョンをインストールするよう促している。
CSPはChrome(バージョン25以降)のほか、Mozilla Firefox(23以降)、AppleのSafari(7以降)などの主要ブラウザでサポートされている。
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