特にWindowsとMacでは脆弱性を悪用される危険が高いとして、できるだけ早く更新するよう呼び掛けている。
米Adobe Systemsは「Flash Player」のセキュリティアップデートを9月21日付で公開し、多数の深刻な脆弱性を修正した。
Adobeのセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは任意のコード実行などにつながる脆弱性を多数修正した。悪用された場合、攻撃者にシステムを制御されたり、情報流出を招いたりする恐れがある。
脆弱性を修正したFlash Playerの最新版は、バージョン19.0.0.185(WindowsとMac向け)、18.0.0.241(WindowsとMac向けの延長サポート版)、11.2.202.521(Linux向け)となる。また、AIRのデスクトップ版やAndroid版はバージョン19.0.0.190に更新された。
特にWindowsとMacでは脆弱性を悪用される危険が高いとして、できるだけ早く更新するよう呼び掛けている。
GoogleのChromeと、MicrosoftのEdge(Windows 10)およびInternet Explorer(IE) 10/11(Windows 8.0/8.1)に搭載されたFlash Playerは、自動的に最新版に更新される。Adobeはそれ以外のバージョンのWindowsやMacについても、自動的に更新版を受け取るオプションを提供している。
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