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» 2015年10月13日 07時30分 UPDATE

半径300メートルのIT:MacもWindowsも一緒に壊れました(ホントの話) あの法則から…… (1/2)

さすがに2つ同時に壊れると、どうしようもない感じですが、何とかなるものです。

[宮田健,ITmedia]

 「いくつかの方法が考えられて、そのうち1つが破滅的な結果になる場合、人はそれを選ぶ」――経験則から得られるこんなユーモア(?)のある「マーフィーの法則」というものがあります。個人的には「バックアップを取ろうとした直前に、HDDは壊れる」というのが好きです(嫌いです、かもしれません)。

 今回はそんなマーフィーの法則になる寸前だったできごとをシェアして、皆さまの転ばぬ先のつえになればと思います。

Macが壊れた!

 日本時間の2015年10月1日、アップルからMacの最新OS「OS X El Capitan」がリリースされました。個人で使うマシンであれば、アップグレードを待つ理由などないと私は考えていましたので、リリース後すぐに適用すべく、アップグレードボタンをクリックして夜中にダウンロード、適用を行っていました。

300m 10月1日にリリースされたEl Capitan

 翌朝、Macにログインしたところ、なぜか空冷ファンが回りっぱなしという状況に。慌てて調査すると、複数のプロセスがCPUを使い切っていて、それが数時間たっても落ち着くそぶりを見せません。調べてみると、どうやらアップグレード時にSSL証明書の不具合が出ているようで、ほとんどのWebサーバにも接続できず、大変困りました。同じ症状に困っている方はぜひこちらをみてください。

 ところが、私の環境においては何をどうやっても症状が改善しません。そこで、バックアップから以前の環境に戻すことを決意しました。Macの利点はバックアップだけではなく、それを戻す作業もかなり簡単になっています。無線LAN経由で約400Gバイトのデータを復元するのに丸々約24時間くらいかかる点以外は不満はありませんでした。

 その後のトラブルシューティングは大変面倒な作業でした。原因は、ある特定のユーザーの「キーチェーン」が壊れていたこと。ここには各種WebサイトなどのユーザーIDとパスワードが格納されているファイルなのですが、思い切って今回全て消しました。

 この問題はEl CapitanへアップグレードしたMacのなかでも特定のユーザーにしか出ていないようです。SSL証明書に不具合があるため、ソフトウェアアップデートのサーバにも接続ができず、普通なら即、店頭に持ち込み修理を依頼する内容でしょう。「個人用途ならばアップグレードはすぐに適用すべし」という私の考え方も改めなくてはならないと思いました。

 このようなトラブルを想定し、普段からバックアップを行って、丸ごと元通りに戻せるかどうかはとても重要なポイントです。できれば、Macを買った直後、使い始める前に、「バックアップして復元までを体験してみる」といいと思います。

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