ニュース
» 2016年04月26日 13時00分 公開

半径300メートルのIT:いまこそ考えたい、Twitterのつぶやき方と読み方 (1/2)

情報をツイートするとき、「今日」や「明日」「来年」などといった相対日付を使っていませんか? 今回は、相対日付が巻き起こす問題について考えます。

[宮田健,ITmedia]

 記者歴より、ITの世界の中でシステムエンジニアとして働いていた時間の方が長い私は、転職を超えた「転業」をして記者になった際、先輩諸氏から記者、編集者として知っておくべきいろいろなことを教わりました。

 そのレクチャーの中でかなり初期に指摘されたのが、記事内で「今日」や「明日」「来年」などといった相対日付の表現はせず、「具体的に日付を書け」ということです。

 コラムを書くときは、つい、「昨日、映画を見てきました!」なんて書いてしまいがちですが、これはNG。編集者は「読む人」のことを考えなければなりません。読者がいつ、その記事を読むかは分からないので、“昨日とはいつなのか”を明記する必要があります。特にWebの記事は、“検索経由でアクセスした先が数年前の記事だった”ということも往々にしてありますから、相対日付は絶対に使ってはならないのです。

「明日、テレビ放映されます!」の明日っていつだ?

Photo

 ところが、意外とこのことは忘れられがちで、ついTwitterに「明日からイベントが始まります!」「来週、テレビ放映!」という言葉をそのまま投稿してしまうこともあります。ここから、さまざまな悲劇が起こります。

 まず、若い人たちはもはや「ググる」よりも先に、Twitterで検索する傾向があるとさまざまなところで言われています。確かに記事として掲載されるよりもSNSのほうが情報が速く、ライブ感を確認するためにはTwitter検索の方が向いているのでしょう。

 しかし、ここには落とし穴があると思っています。

 当然、その情報を投稿するのは普通の人。書く側の立場で考えなければ、「今日、表参道のアップルストアに新iPhoneが入荷してた!」と書いてしまうでしょう。しかし、その「今日」が、見ている人にとっての「今日」とは限りません。TwitterなどSNSに投稿する側は、ほんのちょっと気を付けて、具体的な日付を書くこと。そして見る側は、相対日付が書かれていたら、まずはその投稿日をチェックしたほうがいいでしょう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -