「Windows 10」の最新プレビューに、Android端末で表示したWebページをPCに連係させる機能が追加された。iPhoneも間もなくリンクできるようになる見込み。
米Microsoftは7月26日(現地時間)、Windows Insider ProgramのFast Ringユーザー向けに、「Windows 10」の「Build 16251」の配信を開始したと発表した。このBuildには、9月提供予定の「Fall Creators Update」の新機能が多数含まれる。
このビルドで、「Build 2017」で予告した携帯端末連係機能のAndroid版が追加された。iPhone版は“間もなく”追加の予定だ。
Andrdoid端末でのWebブラウジングの続きをPCで引き継げる。こうした機能はWindows版とAndroid版のChromeブラウザで既にできるが、アクションセンター経由で可能になる。
この機能を使うには、[Setting](設定)→[Phone]を開き、ここでAndroid端末をリンクさせる(リンク方法については具体的説明がないが、電話番号を入力するようだ)。
リンクさせるとMicrosoftからSMSで「Microsoft Apps」というアプリを端末にインストールするようにというメッセージが届くので、これをインストールする。
Android端末でWebを見ていて、PCで続きを見たくなったら、ブラウザに表示される共有オプションから設定済みのPCに連係できる。最初に連係する際に、PCと同じMicrosoftアカウントでログインするよう求められる。
このビルドではこの他、音声AIアシスタント「Cortana」でWeb検索結果をブラウザを開かずに表示する機能や、CortanaでPCを終了させる機能などが追加された。
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