Google、米国で好評のジョブサーチに給料の目安表示や地域フィルタなどの新機能追加

Googleが6月に米国で立ち上げたGoogle検索での職探しサービス「Google for Jobs」に、LnkedInなどからの給料情報表示、地域でのフィルター、候補の保存機能が追加された。

» 2017年11月16日 14時03分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは11月15日(現地時間)、6月に米国でスタートしたジョブサーチサービス「Google for Jobs」の新機能を発表した。

 Google for Jobsは、Google検索で例えば「近くの求人」「技術職」などというキーワードで検索すると、関連する求人カードのリストが表示されるサービス。

 新機能は、「Directly in Search」、地域フィルター、職候補保存の3つだ。

 Directly in Searchは、求人職の給料の目安表示だ。Googleによると、米国の求人の85%以上は給料について明示していないという。そこで、Googleは Glassdoor、Microsoft傘下のLinkedIn、PayScale、Paysaなどで公開されている情報に基づいた見積もり額を表示する。

 job 1 求人元が給料を明示していなくてもLinkedInなどからの見積もり額を表示

 地域フィルターは、検索の際に「Location」をクリックすると、自分の現在地から約320メートル〜320キロの範囲で候補を絞れる機能。

 候補の保存は、各求人カードの右端に新たに表示されるようになったしおりアイコンをタップすることで実行できる。保存した候補は「Saved」タブで一覧できる。

 job 2 地域フィルタ(左)、候補の保存(右)

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