トップ10
» 2017年12月28日 08時00分 公開

ポテト工場から温泉旅館まで! “AI祭り”の2017年「事例記事」ベスト10

2017年に掲載した事例記事で一番読まれたのは? 年末らしくランキング形式でまとめてみました。気になる1位の記事は……?

[池田憲弘,ITmedia]

 2017年に最もアクセスが多かった事例記事は『NECから温泉旅館へ転身――元エンジニアが挑む、老舗ホテルのIT化』でした。箱根にある老舗の温泉旅館「ホテルおかだ」。NECでエンジニアをやっていた原さんが、親に呼ばれて戻ってきたら、そこはとんでもなく“アナログな世界”だった――。AI導入にチャレンジした後編も8位にランクイン。SNSでも大きな反響がありました。「まだ読んでいなかった」という方は、これを機会にぜひどうぞ。

photo 箱根湯本にある老舗ホテル「ホテルおかだ」

 2位は『AIは早くやったやつが勝つ 10分の1の時短を実現したソフトバンクのWatson活用法』でした。「Watson Summit 2017」の基調講演で、ソフトバンクCEOの宮内謙氏が語ったWatson導入についてのリポート記事です。ネットワーク保守やコールセンターといった業務にWatsonを導入したところ、大きな成果が上がっているとのこと。AI導入に踏み切れない企業が多い中、「早くやったやつが勝つ」という意識が大切なのかもしれません。

 3位にランクインしたのは、『キユーピーがAI導入、1日100万個以上のポテトをさばく「ディープラーニング」の威力』。2017年は、トップ3が全てAI関連の導入事例記事となりました。この記事のポイントはディープラーニングに使う“教師データ”の作り方。膨大にある間違いのパターンを覚えこませて検出するのではなく、正しいポテトの姿を登録して、それ以外のものを検出するという、逆転の発想に注目が集まりました。

 このほか、トレンドであるAIに関する記事が上位を占める一方で、4位にはハイパワー環境でのAWS活用、7位にはiPhone導入、9位にはセルフサービスBIなど、バラエティに富んだランキングとなりました。

「データ活用」ができない企業など、もはやないのかもしれない

 2017年はトップ3がAIで占められるなど、データ活用で成果を挙げた企業の事例に注目が集まった1年といえるでしょう。ソフトバンクやマツダといった大企業のみならず、ホテルおかだのような、一見ITとは無縁そうに見える業界でも、AIブームをきっかけにデータ活用に乗り出しています。もはや、「データ活用ができない」というのは言い訳にすぎないのかもしれません。

 6位にヤフーの事例がランクインしましたが、ITmedia エンタープライズでは「働き方改革」の事例記事にも注力しています。変化の時代に事業を成長させるには、ITツールの活用だけでなく、企業風土やルールの見直しも欠かせません。ITmedia エンタープライズの働き方改革特集では、ルールや風土の改革まで踏み込んだ事例記事を紹介しているので、ぜひご覧ください。

 さて、明日はいよいよ年間ベスト10を発表します。2017年に最も読まれた記事はなんだったのでしょうか? お楽しみに。

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