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» 2018年04月02日 14時40分 公開

従来比10分の1の明るさでも動作:電池交換要らずの薄型ビーコン「PulsarGum」が進化 小型化して太陽電池も性能アップ

富士通がバッテリーフリービーコン「PulsarGum」の新製品を発表。照明を抑えた室内や工場、倉庫内でも利用できるようになり、柔らかいシリコンゴムで全体を覆っているため、ヘルメットなどの曲面にも張りやすい。

[金澤雅子,ITmedia]

 富士通は2018年3月30日、機能を強化したバッテリーフリービーコン「FUJITSU IoT Solution Battery-free Beacon PulsarGum(以下、PulsarGum:パルサーガム)」の販売を開始した。

 PulsarGumは太陽電池を内蔵し、電池交換が不要なのが特徴だ。新製品では、太陽電池を小型化するとともに電源回路を改良し、従来品の約10分の1である、300ルクスの照度でも動作するようになった。これにより、照明の近くだけではなく、照明を抑えた製造現場や施設の廊下、物流倉庫内などでも活用でき、ビーコン活用の範囲が広がるという。全長も約30%短くなった。

 シリコンゴムで全体を覆っているため、燃えにくく、落下時の衝撃が少ないほか、柔らかいため、曲面への設置もテープで貼るだけで済む。作業者のヘルメットや帽子、機器類への貼り付け、カードホルダーに入れての活用など、屋内外を問わず、幅広い用途で利用できる。

ALTALT PulsarGum(左)。ヘルメットのような曲面にも装着しやすい(右)

 PulsarGumから発信されたビーコン電波は、スマートフォンなどで受信し、IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」に転送。その情報を分析することで、人や物の位置や動線の把握、生産性向上に向けた業務分析など、現場業務の改善に活用できるという。

Photo 「PulsarGum」の活用イメージ

 本体のサイズは幅19mm、奥行き72mm、厚さ3mmで、重さは約3g。通信方式はBluetoothで発信の周期は1.28秒。一時的に水没しても浸水せず、機器に悪影響の出ない「IPX7」相当の防水性を備える。出荷開始は2018年4月末の予定だ。

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