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» 2018年04月10日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:iPhoneで道行く人の名前を知る方法 (1/2)

ちょっと設定を変えるだけでリスクを回避できるのですが、なかなか周知されないようで……。

[宮田健,ITmedia]

 先日、ちょっとスマホで調べ物をしながら(本当はダメです)駅へと向かっていました。URLをメモしようと共有ボタンをタップすると、そこには見知らぬ人のアイコンが……。しかもご丁寧に、「○○のiPhone」と、本名が丸ごと表示されています。

 周囲でiPhoneを持っているのは目の前の人だけだったので、この人の本名があっさり分かってしまいました。もちろん記憶からは消しましたけれど……。最近、こんなシーンを見かけることが多くなったような気がしています。

Photo あくまで上図は例ですが、赤枠のところには見知らぬ人のアイコンと、本名らしき文字列が……

なかなか認知されない「AirDrop共有問題」

 これは、iOSの「AirDrop」という機能によるものです。このAirDropは、近くにあるiOS端末をBluetoothで認識し、その人に写真やメモ、URLを直接送るという転送手段です。4G通信を使わないので通信容量を消費することなく、数タップでコンテンツを送りあえる便利な機能です。ちなみにmacOSでも使えます。

 さて、もし今、あなたがiPhoneなどのiOS端末を使っていて、「AirDrop共有問題」といわれてもピンとこなかったら、今すぐ「設定」→「一般」→「AirDrop」を開いて「連絡先のみ」(もしくは「受信しない」)を選択してください。もしくは、画面を下から上にスワイプし、左上隅のネットワーク設定のカードを長押しして、AirDropの設定を「連絡先のみ」にしましょう。

Photo 特別な意図がない限り、AirDropで「すべての人」から受け付ける設定は避けよう
Photo もっと簡単なのはコントロールセンターから、ネットワーク設定カードを強くプレスしてAirDrop設定を変えよう

 この設定を「すべての人」としていると、周りを歩いている全く無関係な他人に本名まで知られてしまうリスクがあります。できれば、この本名の入ったiPhoneの名前も、きっちり変更しておくことをお勧めします。インターネット共有などでも出てきてしまいますからね。

 AirDropはiOS 7から搭載されている機能で、この問題も当時から何度も話題になっていました。にもかかわらず、いまだに「本名ダダ漏れiPhone」をよく見かけます。まだまだ、周知が足りていないのでしょう。

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