Twitterが、スパムや嫌がらせ対策をQuoraなどのサービスに提供していた新興企業Smyteを買収した。Twitter上の問題対策ツールにSmyteの技術を統合していく。Smyteのサービスは即日閉鎖された。
米Twitterは6月21日(現地時間)、スパムや嫌がらせ対策技術を手掛ける米新興企業Smyteを買収したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
Smyteは2014年創業のカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。ソーシャル系サービスに対し、サービス内での嫌がらせやスパム、ハラスメントなどの対策ツールを提供している。顧客にはIndiegogo、Quora、Zendeskなどがあった。買収発表と同時にSmyteの公式サイトは閉鎖され、サービス提供も打ち切られた。
TwitterはSmyteの技術をサービスの安全を強化するための自社開発のツールや技術に統合していく。「Smyteのチームがわれわれに合流し、公共の会話の健全性をさらに改善するために一緒に取り組んでいくのが待ちきれない」としている。
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