Adobe、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを予告 米国時間1月3日に公開

セキュリティアップデートは米国時間の2019年1月3日、WindowsとmacOS向けに公開予定。

» 2018年12月28日 10時50分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米Adobe Systemsは、Adobe AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを米国時間の2019年1月3日、WindowsとmacOS向けに公開すると予告した。

 Adobeの事前告知によると、今回のアップデートでは複数の脆弱性の修正を予定している。緊急度は同社の3段階評価で上から2番目の「重要」に分類。優先度はWindows、macOSとも「2」と位置付けており、現時点でこの脆弱性を突く攻撃は確認されていないと思われる。アップデートの適用は30日以内が目安となる。

 脆弱性が存在するのは、Acrobat DC/Acrobat Reader DC連続トラックの2019.010.20064までのバージョンと、Acrobat 2017/Acrobat Reader DC 2017クラシック2017トラックの2017.011.30110までのバージョン、およびAcrobat DC/Acrobat Reader DCクラシック2015トラックの2015.006.30461までのバージョン。

 また、事前予告の対象にはなっていないものの、Flash Playerなどのアップデートも同時に公開される可能性もある。

photo アップデートの対象となるバージョン一覧

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