米QUALCOMMは11月13日、ポータブルゲーム機や小型のエンターテインメント機器、ポケットコンピュータなどの家電製品向けに開発した無線通信チップセット「Snapdragon」を発表した。
Snapdragonは、低消費電力ながらも処理能力の高い、1GHz動作のScorpionプロセッサーコアと128ビットSIMDをサポートする600MHz動作のDPSを中心としたプラットフォームだ。CDMA2000 1x/CDMA2000 1x EV-DO、W-CDMA/HSDPA/HSUPA、ブロードキャスト/マルチメディア放送、Wi-Fi、Bluetoothなどの各種無線通信技術をサポートしている。
家電メーカーなどは、このSnapdragonプラットフォームのチップセットを利用することで、“いつでも、どこでも”、携帯電話を含む各種ネットワークに容易に接続できるデバイスが開発できる。このチップセットを搭載した最初の製品は、携帯端末開発でも実績のある韓Samsung Electronicsから登場する予定だ。
Snapdragonチップセットは2007年第3四半期からサンプル出荷を開始する。
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