ドコモとQualcommが協力、「BREW+FOMA」端末を開発も

» 2004年10月07日 15時15分 公開
[ITmedia]

 Qualcommは10月7日、W-CDMAの世界展開に向けドコモと協力すると発表した。FOMAネットワーク上で「MSM6250」チップの相互接続性試験を行うほか、2005年後半に向けてBREWクライアントを搭載したFOMA端末を開発すべく、端末メーカーと協議を進める。

 BREW搭載FOMAは「具体的な話はまだだが、現在端末メーカー数社と話し合いを進めている状況」(同社)。ドコモに確認すると、「端末をリリースするかどうか明確に決まったわけではない」とのことだった。Java端末とBREW端末が並存するか、auのようにJavaがBREWにリプレースするかなどは現時点でコメントできないという。

 「ただ、BREWという技術は携帯向けの最新技術であり、ドコモとしてもこうしたかたちで関わっていくということ」(ドコモ広報)

au、ボーダフォンに続きドコモも

 Qualcommは6月から、試験用のMSM6250チップ搭載端末を準備してきた。既にラボラトリー試験が完了し、近日中にドコモネットワーク上でフィールド試験に入ることを確認できたため、今回の発表に至った。2004年末にフィールド試験が完了するという。

 MSM6250は、W-CDMA/GSM/GPRSネットワーク上で機能することが世界のキャリアで確認されている。このため「まもなく世界で供給されるQualcomm製チップセットを搭載した端末が、ドコモのFOMAネットワークにローミングしてくることになる」(同社)という。

 Qualcommはauと結びつきが強かったが、「CDMAを普及させるという目的と、(auのライバルであるドコモとの)今回の提携は一致する」(Qualcomm)。W-CDMAとCDMA2000を“車の両輪として”世界の3G市場を拡大したいという

 なお、同社はボーダフォン向けにも三洋製「V801SA」に対してチップを提供している。

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