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米Yahoo!、スポーツSNSのCitizen Sportsを買収
Citizen SportsのFacebookやiPhone向けアプリにYahoo! Sportsを統合することで、Yahoo!サイト外での同サービスの利用を促進する。
米Yahoo!は3月17日、スポーツ情報に特化したSNSの米Citizen Sportsを買収することで合意に達したと発表した。取引は第2四半期(4〜6月)に完了の見込みで、買収総額などは公表していない。
Citizen Sportsは2004年創業のサンフランシスコに拠点を置くSNS提供企業。ユーザーは最新のスポーツ情報を入手できるほか、ユーザー同士でお気に入りのチームを応援したり、ファンタジーゲーム(架空のチームを編成して試合をするゲーム)などを楽しめる。Webサイトのほかに、Facebook、MySpace、iPhone、Android用のアプリケーションも提供している。
この買収により、Yahoo!はCitizen Sportsの機能をYahoo! Sportsに統合し、Yahoo!サイト内だけでなく、FacebookやスマートフォンでのYahoo! Sportsの利用を促進する。米国では月当たり3900万人のユニークユーザーがYahoo! Sportsを利用しているという。
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