使っているうちにハードディスクの読み書きが遅くなった

　一般的にハードディスクの読み書き速度は，設定内容と使用状況で変化してくるものだ。アプリケーションによっては，一時的に設定内容やテンポラリファイルがハードディスク上に保存されるものがある。この設定がアプリケーション終了後も残った場合には，読み書きする速度が遅くなってしまうことが考えられる。

　そこで，パソコン購入時よりもハードディスクの読み書き速度が遅くなったと感じた場合，次の手順で設定を見直そう。DMA対応のハードディスクを使用している場合には，「DMA66が有効になっているか確認したい」の手順も参照にしてほしい。

デスクトップの「マイコンピュータ」アイコン上で右クリックし，「プロパティ(R)」を選択する

「システムのプロパティ」が表示されたら「パフォーマンス」タブをクリックし，下側の「詳細設定」の「ファイルシステム(F)」ボタンをクリックしよう

「ファイルシステムのプロパティ」の「ハードディスク」タブが表示されるので，「先読みによる最適化(R)」を確認する。「最大」に設定されていない場合には，バーをスライドさせて「最大」にする

「リムーバブルディスク」タブをクリックし，「すべてのリムーバブルディスクドライブで遅延書き込みを行う(E)」にチェックが入っている場合には，チェックを外してオフにする