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» 2001年12月27日 00時00分 UPDATE

「ごみ箱を空にする」を無効にしたい

[森川拓男,ITmedia]

 デスクトップ上のごみ箱アイコンの右クリックメニューにある「ごみ箱を空にする」は,一気にごみ箱内をクリアできるので便利だ。しかし,重要なファイルをゴミ箱に入れてしまい,うっかり消してしまうこともあるかもしれない。こういうケアレスミスをなくすためには,右クリックメニューから「ごみ箱を空にする」を消すのもひとつの手だ。以下の手順でレジストリを変更しよう。なお,このTipsを用いても,ごみ箱を開いてからメニューの「ファイル」−「ごみ箱を空にする」はなくならないのでご安心を。

画面デスクトップ上のごみ箱アイコンの右クリックメニューから「ごみ箱を空にする」を選択すると,デフォルト設定では「ファイル削除の確認」が表示され,「はい」をクリックすることでごみ箱内のファイルすべてを削除できる。しかし,中身を確認せずに削除してしまい,あとで困ることも多い



画面
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力してレジストリエディタを起動し,以下のキーを開く
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}\shellex\ContextMenuHandlers
\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}

画面
キー上で右クリックして「名前の変更」を選択し,
キー「{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}」
の名前を変更する。先頭に適当な文字を追加すればよい(この場合は1を追加した)。修正したらレジストリエディタを終了しよう

画面右クリックメニューから「ごみ箱を空にする」が消えてしまったが,ごみ箱を開いてファイルメニューから空にすることは可能だ。これで,うっかり空にしてしまうケアレスミスはなくなるはずだ。元に戻すには,先ほど変更したキー名を元に戻すだけでOKだ。先頭に文字を加えるだけにしておけば,戻したいときは簡単に戻せる

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