WindowsXPでフォルダを共有する場合,フォルダを右クリックして「共有とセキュリティ」から「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」にチェックを入れればよい。しかしこのままでは,ネットワーク上のどのユーザーからもアクセスが可能になっているのだ。これはセキュリティ上好ましくないのは言うまでもないだろう。
Windows2000などのように,ユーザーごとにアクセス許可を与えるためには,エクスプローラの「ツール」−「フォルダオプション」から「表示」タブを選択し,「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックを外す必要がある。なお,この設定はWindowsXP Professionalのみ可能で,Home Editionでは利用できない。
共有したいフォルダを右クリックして「共有とセキュリティ」を選ぶと,デフォルトではこの画面が起動して共有設定が可能だ。ただし,このままではすべてのユーザーからアクセスできてしまう
エクスプローラの「ツール」−「フォルダオプション」から「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックを外そう
Windows2000と同じように,ユーザーごとの共有設定が可能になる。アクセス許可したいユーザーは「アクセス許可」ボタンで設定すればよい
最初は「Everyone」のみになっているので,このアカウントを削除して「追加」ボタンからアクセス許可したいユーザーを追加する
「追加」ボタンを押すと「ユーザーまたはグループの選択」画面が起動する。「選択するオブジェクト名を入力してください」にアクセス許可したいユーザー名を入力し,「名前の確認」ボタンを押せばよい。なお,ユーザー名は共有設定するマシン上に存在している必要があるので,あらかじめ作成しておこう
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