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» 2008年09月17日 12時00分 UPDATE

5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるプロジェクト管理 (2/6)

[今田忠博,@IT]

1分 − 一般的なプロジェクト管理の管理領域は

 一般的に、開発プロジェクトには管理する対象が多くあります。例えば、いつまでにどれくらいの工数で何をするかという計画を立てたり、計画した作業を実際に誰がどのくらいこなしたのかを把握したり、問題が発生したときに記録しておき、後で誰かに対処させたりといったことなどです。また、成果物の管理方法やメンバー間の情報共有方法についてもルールを決めて管理していく必要があります。

 まずは一般的なプロジェクト管理の領域として、次の項目が考えられます。これらは名称が異なったり、内容が入れ替わったりするかもしれませんが、ソフトウェア開発プロジェクトでは何かしらの方法で管理されているはずです。

ALT 図1 一般的なソフトウェア開発プロジェクトにおける管理領域には、上に掲げたものがある

PMBOKとの対応は?

 PMBOK(Project Management Body of Knowledge)は、プロジェクトマネジメント協会であるPMI(Project Management Institute)が策定したプロジェクトマネジメントの知識体系で、事実上の業界標準として知られています。PMBOKについては多くのところで解説されているため、この記事でPMBOKを解説することは避けますが、ここでPMBOKとの対応を示しておきます。

 PMBOKでは、プロジェクトの管理領域を、スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達としています。

 PMBOKでいうスコープの管理では、プロジェクトに何が含まれていて、何が含まれていないのかというプロジェクトの範囲を管理しますが、一般的な開発ではすでに決まっているところでしょうから、今回は省いています。また、コスト(予算)についても変更があれば変更管理で扱うというイメージです。それから、調達については契約に関するところが多く、法的な内容も絡むことから、会社として専門の部門があるように思います。実際の開発現場にいるメンバーにはなじみが薄いため、この解説では外しました。


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