ネオジャパン、ブラウザレスで使えるグループウェア.NET Frameworkベースのアドオン提供

» 2009年09月09日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 ネオジャパンは9月9日、自社のグループウェア「desknet's」を便利にできるアドオン式クライアントアプリケーション「desknet's iCheck」をリリースした。iCheckを導入するとポップアップ形式でウィンドウが現れるので、わざわざWebブラウザを立ち上げずともメール閲覧やスケジュール管理ができるのが特徴だ。「desknet's スタンダード版」の無償アドオンとして提供される。

 iCheckは「.NET Framework 3.5」をベースに開発したクライアントアプリケーションで、desknet'sのアドオンとして利用できる。iCheckをインストールすると、新着メッセージなどが来た場合に自動的にポップアップ形式で表示し、独自のウィンドウ上でメールの確認・返信や、伝言などの確認が可能となっている。主な機能は、スケジュールの参照と新規登録/変更、メールの作成・返信、インフォメーションの確認、伝言の参照、ドラッグ&ドロップによる複数ファイルの一括添付などとなっている。対応OSは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、NET Framework 3.5 SP1以上のインストールが必要だ。

イメージ写真 iCheckの利用イメージ。画像のように画面右下にポップアップで表示される

 また、同社がWebブラウザとiCheckで特定シナリオの処理時間のテストをしたところ、Webブラウザが4分27秒かかった処理を、iCheckでは2分26秒でできたという。これは、応答待ち時間が128秒から8秒へ短縮された点が大きいという。

 ネオジャパン広報の市村英二氏は、「当社のユーザーにアンケートをとったところ、『常にWebブラウザを開いているユーザー』と『普段はWebブラウザを開かず、desknet'sを見るときだけWebブラウザを立ち上げるユーザー』に二極化されており、後者の方が多かった。iCheckがあればWebブラウザを立ち上げる必要がないので、後者のようなユーザーには大変有用なツールだろう」とコメントした。

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