ITmedia LifeStyle Weekly Top10
JMネットと、報道のジレンマ
** LifeStyle Weekly Top10 1月18日~1月24日 **
** 1位**
** 2位**
ネットゲーム版ガンダム「UniversalCentury」、ついに最終βへ
** 3位**
** 4位**
** 5位**
** 6位**
進化は、ネットワークへ~ DivX対応マルチメディアプレイヤー「DVX-500」
** 7位**
** 8位**
** 9位**
10位
先週のトップは、水着アイドルの番組を配信するネット放送局「BBステーション」の記事。8位にも関連記事が入っており、関心の高さがうかがえる。
4位と5位には、先日自己破産したジャパンメディアネットワークの記事が入った。ITmedia LifeStyleでは、先週末にさらに詳細を掘り下げた記事を掲載しているので、興味があれば参照してほしい。
ところで、その記事にも書いたがジャパンメディアネットワークが目玉にした「MobdeM」というサービスは、技術的に見て、当初から実現の可能性がほとんどありえないと思える内容だった。
しかし、だからといって「このようなサービスはありえない」と断言し、それを記事にするのはなかなか難しい。「絶対にない」とは言い切れないし、場合によっては営業妨害として訴訟沙汰になることも覚悟せざる得ない(実際、TBSはそうなった)。また、(同社がそうだとは言わないが)イカサマベンチャーが計画的に倒産する際、「当社に対する事実無根の報道により、事業継続が困難になった」というのは常套句の一つだ。そういう形で利用されるのも避けたかった。
悩んだ結果、ITmedia編集部では、「編集部として間違いなくサービスを提供できると確信が持てるまで、記事にすることを控える」――という方針をとった。
しかし、結局のところ、ジャパンメディアネットワークのサービスはさまざまなメディアで画期的なサービスとして紹介され、一社が報道を控えたことの意味は、残念ながらほとんどなくなった。結果論だが、「記事にしなかったこと」が、より多くのユーザーが被害をこうむることにつながったのではないか、と記者としては自責の念を持って考えざる得ない。書くべきか、書かざるべきか――は本当に難しい問題だ。
もっとも、ネット媒体の中には、今になってジャパンメディアネットワークに関する過去の記事をWeb上から削除しているところもある。いろいろ考えさせられた今回の件だが、そんなみっともないことをしなくて済んだことだけは、ホッとしている。
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