昨年から、複数の事業者がユーザーに提供を始めているIP電話の「050番号」。これは、総務省が申請に応じて番号を割り振ったものだ。昨年末時点で、25社に番号指定を行ったようだが、その内訳はどうなっているのか? 総務省の資料から確認しよう(数字は2003年12月31日現在)。
順位 | 事業者名 | 指定数 |
---|---|---|
1 | ソフトバンクBB | 578万 |
2 | KDDI | 164万 |
3 | NTTコミュニケーションズ | 151万 |
4 | フュージョン・コミュニケーションズ | 33万 |
4 | ぷららネットワークス | 33万 |
6 | NTT-ME | 30万 |
7 | 日本テレコム | 17万 |
8 | NTTネオメイト | 9万 |
9 | ケイ・オプティコム | 7万 |
9 | パワードコム | 7万 |
11 | NTT PCコミュニケーションズ | 5万 |
12 | アイテック阪神 | 4万 |
12 | アットネットホーム | 4万 |
14 | イッツ・コミュニケーションズ | 3万 |
14 | KMN | 3万 |
16 | 関西マルチメディアサービス | 2万 |
16 | 九州通信ネットワーク | 2万 |
16 | ZTV | 2万 |
19 | ケーブルテレビ富山 | 1万 |
19 | シーテック | 1万 |
19 | ジャパンケーブルネット | 1万 |
19 | 中部テレコミュニケーション | 1万 |
19 | 東北インテリジェント通信 | 1万 |
19 | 長野県協同電算 | 1万 |
19 | STNet | 1万 |
最も多くの番号を申請し、割り当てられたのはやはりソフトバンクグループの、ソフトバンクBB(旧ビー・ビー・テクノロジー)。その数は、578万個と群を抜いている。番号体系でいうと、050-CDEF-GHJKのうち「CDEF」部分を、“1000〜1577”まで利用できるようになっている。そのほか、KDDI、NTTコミュニケーションズなども、事業規模に見合った数の050番号を申請したようだ。
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