レビュー
手ブレ軽減&生活防水の世界最小8メガ機「μDigital 800」(2/6 ページ)
まず同じシーンを比べてみよう。
(編集部注:今回レビューに使った製品は試作機で、撮影画像は最終製品版とは異なる可能性があることを断っておきます)
背景の壁を見るとノイズ低減処理の跡が見て取れるが、強く気になるわけではない。しかし猫を見ると、ISO1000の方は毛のディテールが潰れていてかなり不自然になってしまった。またAWBの効き具合も違っている。猫の毛の処理が難しいのは分かるとして、ホワイトバランスが変わるのはどうかと思う。
でもシーンによってはISO1000でもしっかり撮れる。
マクロモードで撮った超美味なかき氷だが、これはノイズも少なくなかなかの写りで、質感もそれなりだ。ノイズ低減処理がかかっている分不自然さは否めないが、大きくプリントして飾ろうなんて思わなければ結構実用的だ。
次は苦手なシーンを1枚。多くの人が気になると思われる、2005年度高感度デジカメの第1号、富士写真フイルムの「FinePix F10」と比較してみこう。F10も300万画素モードにセットし、ISO1600同士で野良猫を撮り比べてみた。
拡大してみると分かるが、明らかに同じ画像サイズではF10の方がディテールがしっかり出ていて、階調も滑らかだ。特に毛並みを比べると違いがよく分かる。CCDの差か、高感度時の画質を最重要項目で選ぶならF10の方が上だ(なお、今回評価したのは試作機なので、製品版では改善されている可能性があることを断っておく)。
ノイズはかなり抑えられているが、あまりに被写体が細かい不連続なパターンで構成されているとディテールがかなりつぶれてしまうと言ってよさそうだ。
ちなみに800万画素モード(3264×2448ピクセル)時の画質は、明るくて条件さえ良ければ、ハイコントラストでシャキッとした800万画素ならではの高解像感な絵を楽しめるし、ISO200程度なら増感してもほとんど気にならないのはいい。ただ等倍にして細かくチェックすると、ちょっと影になるとざらつきが見られるし、画像サイズが大きい分ほんのちょっとした手ブレが目立つ。曇天下など撮影条件が悪くなると、ディテールの描写や階調の滑らかさなどに不自然な点も出てくる。ここまで画素数が上がると、ファイルサイズも大きくなるし手ブレも気になるしでいろいろ出てくるのだ。
2.5インチ液晶の視野角とガイド表示に注目
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
4
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
5
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
6
メインで使うスマホ、Androidが54.1%でiPhoneを上回る 40代以上の最多シリーズは「AQUOS」
-
7
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
8
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
9
マンガ原稿をクラウドに上げただけでGoogleアカウントBAN Gmailも道連れ……日本では合法なのになぜ?
-
10
「iPhone Duo」実機をマニアック目線でチェック かな入力の分割不可、ケース装着時だけの隠し設定など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR