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連写も動画も楽しめる超高倍率ズーム機――カシオ「EX-FH20」レビュー(2/6 ページ)

» 2008年10月08日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 

背面。グリップ部には円形の十字キー、BS(ベストショット)キー、メニューキーなどがある。画面にはヒストグラムやガイドライン表示が可能。撮影情報は右端に表示されている

 続いての違いは操作系だ。F1では動画専用のボタンがあったが、FH20では廃され、動画と静止画はモードダイヤルで切り替えるようになった。ほかにも細かい違いはいろいろあるが、全体として「普通の高倍率ズームデジカメ」っぽくなったといっていいだろう。

上から。かなり凹凸が激しいデザインで、グリップも深い(写真=左)。グリップ側の側面。シャッターボタン部の傾斜もあり、グリップ感や安定性はなかなかよい(写真=右)

 つまり、F1はデジカメ一般のスペックより「超高速」を重点に設計した個性が強いカメラだったのに対し、FH20は「超高速系の撮影機能を持った20倍ズーム」デジカメなのである。そう考えると分かりやすい。

MENUキーを押すと詳細なセッティングが可能だ。これは撮影設定(写真=左)。画質設定では画質やダイナミックレンジなど細かい絵作りを指定できる(写真=中)。ベストショットは18種類で、後ろの方にハイスピード機ならではの機能が並んでいる(写真=右)
SDメモリーカードスロットはグリップ部に。SDHC対応(写真=左)。バッテリーは単三形4本に。エネループなどのニッケル水素充電池がおススメ(写真=右)

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