スマートフォンでウイルスに感染したことがある人はどのくらいいるのだろうか。スマートフォンを使っている人に聞いたところ「感染したことがある」と答えた人は0.3%。その一方で、24.9%の人は「分からない」と回答。アプリのダウンロード、さまざまなサイトの閲覧などで何が自分のスマートフォンで起きているのか、分からないという人が多いことが、ネットマイルの調査で分かった。
またスマートフォンのセキュリティに「不安や疑問を感じる(よくある+たまに+何回か)」という人は70.3%。「残りの3割の人は危機意識を持っていないことになる。スマートフォンのコンディションが把握できない中でも、特に自分が被害を感じたことがなければ、問題意識がそこまで高くないユーザーが多いようだ」(ネットマイル)
現在、何らかのスマートフォンセキュリティ対策をしている人はどのくらいいるのだろうか。「対策はしていないが、条件によって検討したい」(49.9%)と「分からない」(8.1%)を合わせると、6割の近くの人が「対策をしていない」ことに。
セキュリティ対策をしていない人に、その理由を聞いたところ「必要だと思うが、実際に何をすればいいのか分からない」(42.9%)と答えた人がトップ。次いで「必要だと思うが、お金を払ってまで対策したくない」(25.3%)、「必要だと思うが、対策するほどは気にしていない」(20.8%)と続いた。「無料のセキュリティ対策のためのアプリなど、ユーザーに負荷が少ないサービスがある中でも条件を気にする人が多かった。必要とされるセキュリティ情報が、ユーザーまで行き届いていないようだ」(ネットマイル)
インターネットによる調査で、スマートフォンを利用している男女959人(AndroidOS:54.6%、iOS:45.4%)が回答した。調査期間は11月11日から14日まで。
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