「ARROWS Tab F-05E」を箱根紅葉ドライブに連れ出す(1/2 ページ)

フルHD表示に対応した高精細な10.1インチディスプレイと、10080mAhの大容量バッテリーが大きな特徴である「ARROWS Tab F-05E」。今回はこれを、紅葉ドライブに持ち出してどれくらい使えるのか検証してみた。

» 2012年12月14日 10時00分 公開
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 富士通製のXi対応Androidタブレット「ARROWS Tab F-05E」(以下ARROWS Tab)は、フルHD(1980×1200ピクセル)表示に対応した10.1インチディスプレイと、1万mAhを超える大容量バッテリーが大きな特長だ。つまり、精細で美しい大画面ディスプレイを、バッテリー切れを気にすることなく長時間堪能できる。

 そこで11月24日に、カーナビ兼ガイドブックとして、ARROWS Tabを車に載せてまる1日使い倒してみた。目的地は箱根。首都圏からほど近く、ちょうど紅葉のピークだったが、天候があまりはっきりしなかったこともあり、細かくルートを決めずに、適宜休憩をしながら情報収集しつつ、ルートを決めることにした。

専用ACアダプタでしっかりフル充電

 出発前日は、だいぶバッテリーが減っていたので、就寝前に忘れずに卓上ホルダにセットした。本体に同梱される専用ACアダプタ「ACアダプタ F07」は、F-05Eの大容量バッテリーを素早く充電できるよう、最大4アンペアの出力を持っており、急速充電が可能な「ACアダプタ 04」(出力1.5アンペア)よりもさらに速く充電できる。10080mAhのバッテリーは、さすがに共通のACアダプタやmicro USBポート経由で充電すると時間がかかってしまうので、充電する際は卓上ホルダとACアダプタ F07の組み合わせで必ず行うようにしたい。

 翌朝、フル充電されたARROWS Tabを持って車に乗り込んだ。週間予報では、当日は午後から晴れるとのことだったので、出発は少しのんびり目の10時。ARROWS Tabにインストールしておいた「NAVITIMEドライブサポーター」によると、所要時間は2時間弱くらいだったので、多少の渋滞があることも考慮して、箱根湯本あたりでお昼ご飯を食べれば、午後は晴れていい景色が見られるかな、という狙いだ。ちなみにナビタイムジャパンは、アプリ内に地図を持ち、頻繁に通信をせずにナビをしてくれる「カーナビタイム for Smartphone」もリリースしているのだが、今回は使い慣れたNAVITIMEドライブサポーターの方を利用した。地図の更新の度に通信が発生するので、かなりバッテリーへの負荷が高かったはずだ。

Photo 助手席の息子がARROWS Tab F-05Eを持ってナビゲート

 なお、今回は余裕のバッテリー容量を誇るARROWS Tabにいかんなくその実力を発揮してもらうため、あえてARROWS Tabを単体で利用したが、車の中でスマートフォンやタブレット端末をカーナビ代わりに利用するのであれば、本来はDC電源を確保する方が何かと便利だと思う。また、常用するならタブレットを固定できるものも何かしら用意した方が快適に使えるだろう。今回はARROWS Tabを持つ役は助手席の息子に任せた。

NAVITIMEで渋滞を回避しながら箱根へ

 ARROWS Tabのようなタブレット端末をカーナビ代わりに利用する際の利点に、あらかじめ目的地の情報をいくつか登録しておけるということがある。クルマに据え付けられているカーナビの場合、車のエンジンをかけてから目的地の検索などをする必要があるが、タブレット端末なら家を出る前にルートを設定しておけるので、クルマを出してからスムーズに出発できるのだ。

 今回は、まず家を出る前に目的地を小田原厚木道路の箱根口インターを目的地に設定し、出発した。渋滞を考慮したルート検索を行った結果、東名高速は東名川崎インターから横浜町田インターの少し先まで渋滞していたため、NAVITIMEドライブサポーターの提案に従って、第三京浜から保土ヶ谷バイパスを通る迂回ルートを選択した。距離は長くなるが、所要時間は短くなる計算だ。

Photophoto 東名高速の渋滞を回避するため、第三京浜を下る
Photo 保土ヶ谷パーキングエリアでトイレ休憩。晴れ間がのぞいてきた!

 第三京浜も、3連休の中日ということでそれなりに車は多かったが、時速60キロを下回るような渋滞はなく、出足は快調。途中保土ヶ谷パーキングエリアでトイレ休憩をしていると、雲が切れて晴れ間が覗いてきた。

 途中、保土ヶ谷バイパスもスムーズに抜け、横浜町田インターから東名高速に入る。ここからはかなり混雑をしており、ノロノロと先に進むことに。だいぶ時間をロスしてしまった。海老名サービスエリアのあたりまで、じっと耐えながら運転し、小田原厚木道路へ。小田原厚木道路は非常にスムーズだった。

風祭の鈴廣かまぼこの里でランチ

 多少渋滞に巻き込まれたものの、最も混雑していた東名川崎〜横浜町田間をうまく回避できたこともあり、当初の想定通り2時間弱で最初の目的地である箱根口(小田原西)インターのすぐ手前まで到着。すると、NAVITIMEドライブサポーターから1つ手前のインターで降りろとの指示。小田原西インターは常に渋滞しているので、1つ手前のインターで降りてそこを回避するということらしい。

Photo 箱根口インターの渋滞を避けるため、荻窪インターで小田原厚木道路を降りて一般道から国道1号へ。そのまま目の前にある鈴廣かまぼこの里の駐車場に車を入れた

 いつもは、ここの渋滞は仕方ないとあきらめ、そのまま進んで箱根口インターから降りているのだが、今回はNAVITIMEドライブサポーターに従ってみることにした。荻窪インターで降りて、渋滞している小田原厚木道路を尻目に一般道に入り、曲がりくねった道を、ARROWS Tabの画面を見ながら指示を出す息子の声を頼りに進む。途中一度曲がるべき場所を通り過ぎてしまったが、しっかり電波を拾うドコモのネットワークと精度の高いGPSのおかげで地図と現在地の更新が滞ることはなく、ほどなく国道1号にたどり着く。

 国道1号も小田原厚木道路や西湘バイパスからの車との合流で渋滞していたので、さっさと昼食を取ることにしてかまぼこで有名な鈴廣のレストランに車を止めた。この時点でARROWS Tabのバッテリーはまだ4分の1ほどしか減っていなかった。

PhotoPhoto すぐに車が止められたので、鈴廣のかまぼこ料理が堪能できる千世倭楼で昼食。庭には見事なカエデの木
Photo 昼食はかまぼこ尽くし

 レストランは予約はしておらず、昼時だったので30分ほど待つことになったが、そこで海の幸と山の幸を堪能した。庭には見事に紅葉したカエデがあり、今回の旅の目的の1つであった紅葉狩りも楽しんだ。しかし、残念ながら天気は曇り。空にはどんよりと雲が垂れ込め、晴れる気配がない。

 食事を済ませた後、ARROWS Tabで「ウェザーニュースタッチ」を起動し、周辺の気象情報を調べてみると、夜まで曇りとの予報。しかも夕方には雨が降る可能性もあるようだ。午後からの晴れ間を期待して来てみたが、天気が回復する見込みはなさそうなので、景色が良く、道も混雑していないTOYO TIRESターンパイクで大観山の上まで行き、今日は早々に引き上げることにした。

 もちろんルートや目的地の検索はARROWS Tabが活躍。Xiでの高速通信も利用でき、写真の多いWebサイトもサクサク表示できた。

Photo よくよく調べてみると土産物屋や博物館など、周囲にいろいろ見て回る施設があったので、天気が悪い中でドライブを続けるのではなく、まずは鈴廣でいろいろ楽しむことに
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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月31日

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