格安スマホを利用したくない理由は? マイボイスコムの調査
マイボイスコムは、4月14日に第3回目となる格安スマホに関するアンケート調査結果を発表。利用者の満足点トップ「月額利用料金」の7割強で、利用意向者は3割と2016年よりやや増加している。
マイボイスコムは、4月14日に格安スマホに関するアンケート調査結果を発表した。3月1日〜3月5日までインターネット上で行ったもので、回答数は1万1394件。
格安スマホの利用者が満足している点のトップは「月額利用料金」(72.4%)で、次いで「データ通信容量」「余ったデータ通信量を翌月に繰り越し可能」が各3割弱、「電話番号が引き継げる」「機器や端末の価格」「通信の安定性」「通信速度の速さ」が各2割弱で上位となる。
格安スマホの利用意向のある人は30.3%で、2016年と比べてやや増加傾向にあり、男性20〜40代と女性20代では4割弱に。サービス選定時の重視点トップは「月額利用料金」(78.5%)、次いで「通信の安定性」「データ通信容量」「通信速度の速さ」が4〜5割、「機器や端末の価格」「電話番号が引き継げる」「余ったデータ通信量を翌月に繰り越し可能」が各3割で上位を占めている。
非利用意向者(35.4%)の利用したくない理由は「興味がない」「現在利用しているもので満足している」「メールアドレスを変えたくない」「本当に価格が安くなるかわからない」が各2割。男性20代は「通信速度が遅い」、女性30・40代では「メールアドレスを変えたくない」が1位となった。またスマートフォンのみの利用者は「メールアドレスを変えたくない」「通信速度が遅い」「現在利用しているもので満足している」、携帯電話のみの利用者は「興味がない」「現在利用しているもので満足している」が上位となった。
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