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AI搭載カメラが万引きを検知する「AIガードマン」6月下旬に提供

NTT東日本とアースアイズは、6月下旬にAIカメラを活用した小売店舗向け万引き防止AIサービス「AIガードマン」を提供。来店客の不審行動を検知して店員がもつスマートフォンに通知する。

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 NTT東日本とアースアイズは、6月下旬からAIカメラを活用した小売店舗向け万引き防止AIサービス「AIガードマン」を提供する。

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サービスイメージ

 本サービスでは不審行動を検知できるAIを搭載したカメラが自律的に映像を解析し、AIクラウドから店員のスマートフォンへ検知場所や静止画などを通知。通知を受けた店員が不審者に声がけすることで万引きを防ぎ、検知数や店員による声がけの実施状況を定期的に知らせて声がけの継続的な取り組みに活用できる。

 不審行動の検知に必要なパターンファイルはアースアイズが保有する過去の消費者行動データをもとに作成。AIクラウドのパターンファイルを更新すれば、新たな万引きの手口の出現や、顧客層の変化により不審行動が変化しても対応できる。

 検知映像はオンラインストレージに保管されるため、店舗にサーバやレコーダーを設置する必要がない。最新型のAIカメラはアースアイズの従来のAIカメラと比較して検知エリアが約3倍に拡大したため、少ない台数で必要範囲をカバーできるようになった。

 初期費用はAIカメラが1台あたり23万8000円(税別、以下同)、設置位置の調査、設置・設定は実費。月額利用料はAIクラウドが4000円/ID(1台のAIカメラに1ID必要)、オンラインストレージが10GB/500円から。

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