NECの指紋認証技術、米司法省のテストでトップに
NECはこのほど、同社の指紋認証技術が、米国技術標準局(NIST)が米国司法省の委託を受けて実施した「指紋ベンダー技術評価プロジェクト」でトップ評価を受けたと発表した。
CD-ROMなどに保存した1000個の指データを各100万回照合する小規模システム、1万データを各1億回照合する中規模システム、6万4000データを10億回以上照合する大規模システムでテストを行い、それぞれの認識率を評価した。NECのほか米Motorolaや米Cogent、仏Sagemなど18社が参加し、NECは全分野でトップだった。
NECの指紋認識率は、小規模システムで99.9%、中規模で99.4%、大規模で99.3%。大規模システムでは、44のテスト項目中42項目で同社が首位だった。従来の照合技術に最新の指紋画像処理技術を組み合わせて認識率を高めたという。
同プロジェクトは、不審者が米国に入国するのを防ぐための生体認証システム強化を目的に行われた。米国司法省やFBIのほか、英国やカナダの警察機関も参加しているという。
同社は、指紋関連製品のワールドワイドの売り上げを、今後3年間で現在の倍となる320億円に引き上げるとしている。
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