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映画原作ゲームの認知度は低い

» 2005年04月04日 19時08分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は4月4日、ゲームソフトに関するアンケート調査の結果を発表した。対象は、家庭用ゲーム機を所有している10〜59歳のインターネットユーザー1000人。

 同調査では特に、映画・アニメ・コミックなどを原作としたゲームソフトの利用動向をたずねた。

 映画「007」シリーズについては、10代で3割半ば、40歳以上では7割半が映画館やテレビ放送、ビデオ・DVDなどで観たことが「ある」と回答したのにもかかわらず、映画を観た人のゲーム購入比率は1割に過ぎず、もっとも多い10代でも2割半ばという結果だった。購入しない理由として、4人に1人が「ゲームがあるのを知らなかった」と答えた。

 また、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでは、映画を観た人の割合は年代を問わず6割ほどだったが、そのうちゲーム購入率は7%程度。007シリーズの場合同様にゲームの認知度自体が低かったほか、「映画で十分」という意見もあった。

 このほか、「Mr.インクレディブル」や「ファインディング・ニモ」、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」、「スター・ウォーズ」シリーズ、「スパイダーマン」シリーズなどでも、映画を観た人が関連ゲームを購入する割合はいずれも1割前後だった。

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