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DeNAと三菱東京UFJのネット決済合弁は5月設立

» 2006年03月09日 22時05分 公開
[ITmedia]

 ディー・エヌ・エー(DeNA)と三菱東京UFJ銀行は3月9日、両社が2月に発表した提携の基本合意に基づき、ネット決済サービスを展開する合弁会社を5月に設立すると発表した。サービスは7月以降を計画している。

 合弁会社の資本金は4億円。DeNAが50%、三菱東京UFJ銀行が40%を出資し、農林中央金庫も参加する予定。代表にはDeNAの南場智子社長が就任する。社名は今後決める。

 合弁会社は、ショッピングやオークションなど、ECで発生する決済の代行事業を展開する。クレジットカードや銀行振り込み、コンビニ払いなど複数の決済方法を提供するほか、エスクローサービスも手掛け、安全に取引が行える環境を構築していく。

 同行はDeNAに約45億円を出資し、DeNAが運営するECサイトで同行の「スーパーICカード」の利用を推奨するほか、両社で会員ポイントの交換などを開始する予定。

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