米IBMは6月3日、無料オフィススイート「Lotus Symphony 1.0」を正式リリースした。
Symphonyは、オープンソース文書フォーマット「Open Document Format(ODF)」をベースにしたオフィススイートで、ワープロソフト「Lotus Symphony Documents」、表計算ソフト「Lotus Symphony Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Lotus Symphony Presentation」で構成される。
Symphonyは無料でダウンロード可能だが、IBMは大規模組織向けの有料サポートサービス「IBM Elite Support for Lotus Symphony 1.0」も提供する。有料サービスはユーザー当たり25ドルで、ほかのIBMソフトと同等のリモートテクニカルサポートを利用できる。対応言語は英語、日本語、フランス語、中国語など24カ国語。
またIBMは、顧客がSymphonyのプラグインを作成したり、同製品をカスタムアプリケーションに統合できるAPIを公開し、無料の開発ツールキットも提供している。
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