アイ・オー・データ機器は、高速無線LAN規格「IEEE 802.11ac」に対応した無線LANルータとアダプタを4月中旬から順次発売する。
無線LANルータ「WN-AC733GR」は、5GHz帯のIEEE 802.11acと2.4GHz帯のIEEE 802.11 a/b/g/nの同時接続に対応。11ac時の転送速度は規格値で最大433Mbps、同社実測値で約211Mbpsとしている。
製品をつないでブラウザーを起動すると自動で回線の判別が行えるほか、パソコンがなくてもスマートフォンから初期設定ができる。価格は1万600円。発売は4月下旬の予定。
アダプタは、最大867Mbps対応の「WN-AC867U」(7400円、4月中旬発売)と、最大433Mbps対応で全長34ミリの「WN-AC433UK」(5300円、5月上旬発売)。
11acは国内での利用が解禁された高速無線LAN規格。使用可能な帯域幅の拡大や変調信号の拡張などで、理論上の最高速度は6.9Gbpsとなり、従来規格11nの11.5倍に達する。バッファロー、NECアクセステクニカも対応製品を発表している。
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