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» 2013年05月07日 19時02分 UPDATE

「世界最強のネットワークにつながるスマホ」 ソフトバンク夏モデルにフルセグ対応機 機種数は絞り込み (1/2)

ソフトバンク夏モデルはフルセグ対応機やシニア向けスマホなどを投入したが、機種数は絞り込んだ展開に。孫社長はネットワーク品質の高さを訴え、Sprint買収に向けたアピールも。

[岡田有花,ITmedia]

 「世界で最もスマートフォンがつながりやすいのはソフトバンクのネットワークだ」――ソフトバンクモバイルが5月7日に行った2013年夏モデル発表会で孫正義社長は、端末紹介より長い時間を割いてネットワーク品質の高さをアピールした。米Sprint Nextel買収に向け、技術やノウハウをアピールする狙いもあったようだ。

画像 孫社長

 スマートフォン新機種としては、フルセグのデジタルテレビ放送対応機やシニア向けなど6機種を新たにラインアップしたが、端末数を絞った展開。孫社長は「今日の目玉は、一端末というよりネットワークだ」と繰り返し、「機種数でバラエティを出すよりは、機種を絞り、新サービスやシニア向けなどで幅を広げていきたい」と話した。

「世界に誇る最先端のネットワークノウハウある」

 同社ユーザーのトラフィックはここ5年で60倍にふくれあがり、「車の渋滞のようにデータが詰まるパケ詰まりが起きた」が、モバイルインターネットに適したネットワーク網をほかのキャリアに先駆けて整備し、つながりやすさを確保しているとアピールする。

 つながりやすさのカギとして強調したのは、(1)1つの基地局でまかなうユーザー数を減らす省セル化、(2)2.1GHz帯と1.7GHz帯の両周波数を利用できる「ダブルLTE」(iPhone/iPad用)、(3)3キャリアで最も多いという公衆無線LANスポットの数──だ。


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 省セル化に伴う電波干渉・混信対策として、ベースバンド機能をアンテナから切り離して複数のアンテナを1つのベースバンドユニットでまとめて制御し、まるで1つの基地局であるかのように扱う“クラウド基地局”を展開。「クラウド基地局をこの規模で行っているのはソフトバンクが世界初。世界に誇る最先端のネットワークノウハウを持っている」と話す。

5インチ・フルセグ対応スマホ、シニア向け参入

 「世界最強のネットワークを活用する端末」として新端末を紹介。ハイエンド機「AQUOS PHONE Xx(ダブルエックス) 206SH」(シャープ製)、「ARROWS A(エース) 202F」はそれぞれ、5.0インチフルHDディスプレイを搭載し、フルセグに対応した。大容量充電池(AQUOS PHONEは3080mAh、ARROWS Aは3020mAh)を搭載しており、フル充電で2日以上使用できるという。


画像 AQUOS PHONE Xx
画像 ARROWS A 202F

画像 シンプルスマホ 204SH

 シニア向けスマホに新たに参入した。「シンプルスマホ 204SH」(シャープ製)は電話・メール・ホームボタンに大きなハードウェアキーを採用。「シニア向け端末はドコモからも出ているが、1000人以上の高齢者に生の声を聞き、改良した」という。

 「最強のポケットWiFi」と紹介したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 203Z」(ZTE製)は、SoftBank 4G(2.5GHz帯)とULTRA SPEED(1.5GHz帯)、イー・アクセスのEMOBILE LTEとEMOBILE G4(1.7GHz帯)に対応。5000mAhのバッテリーを搭載し、スマートフォンの充電にも活用できる。

 防水スマートフォンとして世界最軽量・94グラムの「DIGNO R 202K」(京セラ製)、幅60ミリとコンパクトに抑えたスマートフォン「AQUOS PHONE ss 205SH」(シャープ製)、防犯ブザー付きケータイ「みまもりケータイ3 202Z」(ZTE製)などをラインアップ。フィーチャーフォン(従来型携帯電話)はないが、「売れているガラケーは従来通り店頭に並ぶ。より洗練された機種は今後も時々出てくる」と今後の発売の可能性を示唆した。

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