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U-NEXTのISP「U-Pa!」、「値上げに不満でも“2年縛り”の解約金徴収」方針を転換 解約金免除へ

» 2016年09月27日 17時44分 公開
[ITmedia]

 U-NEXTは9月27日、10月から値上げ予定のFTTHサービスのISP「U-Pa!」(ウーパ)について、値上げに不満で解約を希望する場合は、“2年縛り”の解約金を免除する方針を明らかにした。「一方的な値上げなのに、解約金を取られるのはおかしい」とのユーザーの声に応えた。

画像 にねん割のイメージ

 U-Pa!は、FTTHサービス「U-NEXT光」のISPで、ファミリータイプが月額980円(税別、以下同)、マンションタイプが880円。2年契約の「にねん割」を適用するとファミリータイプが200円、マンションタイプが150円割り引かれるが、2年ごとの解約月以外は5000円の解約手数料が必要だ。

 同社は8月29日、「ユーザーの利用スタイルが変化したことで、通信データ量が著しい増加傾向にある」とし、U-Pa!の値上げを発表。10月から両タイプとも300円値上げするとし、ユーザーにハガキで告知した。

 「にねん割」のユーザーに対しては、「値上げに納得せず、解約したい場合でも、更新月以外は解約金が必要」と説明しており、「一方的な値上げなのに解約金を取るのは不当では」とユーザーが匿名ブログなどで声を上げていた。

 U-NEXTは「ユーザーの声は把握しており、解約金を免除する方向で調整中。近いうちに、ユーザー向けに告知する」としている。

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