ちょっと前になるが、10月20日、マストドン2.0.0のリリースに合わせ、マストドン開発者のオイゲン・ロチコさんはブログを更新した。その中から興味深いポイントを整理してみた。
オイゲンさんが最初に公開してマストドンブームに火をつけた4月1日のエントリー(その翻訳記事)からのアップデートに相当する。それから6カ月でユーザー数は2万人から100万人近くにまで増えた(現在は93万人強)ので、どう変わったのかをまとめたと説明している。
この間にWeb UIはデザイン、性能ともに大きく向上し、モバイルアプリと変わらない本物のプッシュ機能を実装。カラムの組み替えやホットキーも可能になった。
自分の発言がバズって通知が来すぎたり、興味がないディスカッションにタグづけされたりした場合にはスレッドをミュートすることもできる。特定ドメインからの投稿を管理人の権限ではなく自分で非表示にすることも可能になった。
マストドンのコンテンツが他のアプリからどう見えるかについてもデザインが改善され、例えばプロフィールページでテキストのトゥートとメディアとをタブで切り替えできるようになっている。
言語フィルターについても4月の時点では実装していなかったので改めて説明。
カスタム絵文字はDiscordやTwitchなどで知られているが、SNSで採用されたのはほぼ最初ではないだろうか。
新しいロゴ、アイコン、画像の代替テキスト、新プロトコルの採用など2.0で採用されたものはこれ以外にも多数ある。
4月の時点ではGitHubにあるものが全てだったが、マストドンプロジェクトの関連リソースは現在、joinMastodon.orgに置かれている。
最後にマストドンは、商用SNSからの脱出ハッチであると宣言。
良質でユーザー数が多いお勧めとしてオイゲンさんが挙げている最新のインスタンスは次のとおり:
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