Appleは1月27日、韓国初のApple Store「Apple Garosugil」をオープンした。オープン時のスタッフは140人で、15カ国語に対応している。場所は、ソウル市江南区狎鴎亭ロデオ通り。
オープン前の行列は500人以上。前日の最高気温はマイナス11度、最低気温はマイナス17度という寒さの中、先頭の4人は前日の15時頃から並んでいた。Apple製品が大好きで、ソウル市在住ではなく、車で3時間かけてきたそうだ。
店舗の正面には、7.62メートルのガラスが5枚設置されており、Apple Michigan Avenueと同じく、石灰岩に砂を吹きつけた壁、環境に配慮したホワイトオーク材による天井が使用されている。
店内にはApple Union Squareから採用された強化コンクリートとレザーシートで出来た植木鉢が4個設置されている。
Apple Union Squareは「いちじくの木」だが、Apple Garosugilは「ゴムの木」という違いがある。
店舗の奥には、幅10メートルもある巨大な6K解像度のビデオウォールが設置されており、自由に持ち運びできるイスが置かれていた。この辺りが「フォーラム」と呼ばれるイベントスペースとなっている。
フォーラムに置かれている木製のボックス型イスの中には、PUレザー製の四角い椅子と、丸いボールのどちらかが収納されている。このボールは、手軽にエクササイズを行うためのようだ。
壁に設置されているアクセサリー展示スペース「Avenue」は、フィーチャーを含めて基本的に日本のApple Storeと同じだが、Beats by Dr. Dreヘッドフォンなどをディスプレイするウッドボール展示がある。箱展示だけではなく、多くのアクセサリーが実際に試せるようになっているのも、最近のApple Storeの特徴だ。
イスが配置されているテーブルには、Apple Union Squareから導入された電源コンセントと有線LANケーブルコネクタが静電センサーで開閉する機構が導入されていた。コンセント形状はC/SE形状で、有線LANは、Geniusがチェックで使用するためのもの。
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