ラウンドフォルムで持ちやすい 5インチ液晶搭載の最軽量モデル――「DIGNO M KYL22」:ボディは最薄部3ミリ
京セラ製の「DIGNO M KYL22」は、防水・防塵ボディに5インチフルHD液晶を搭載したハイスペックなauスマホ。背面がなめらかにカーブしたフォルムと新UIの搭載で、片手でも操作しやすいのが特徴だ。
KDDIが発表した京セラ製の「DIGNO M KYL22」は、なめらかなカーブを描く背面が特徴のAndroidスマートフォン。幅69ミリのボディはサイドのエッジ部が3ミリと極めて薄く絞られており、数値から感じる以上の薄さと持ちやすさを実現したという。その重さは135グラムで、これは5インチディスプレイと2600mAh以上のバッテリーを搭載する国内スマホのなかでは最軽量を誇る。
スマホを持ったときに自然に押せるよう、電源キーを背面に配置した。この電源キーには、京セラ製のサーメットと呼ばれる複合素材が使われ、デザイン上の質感を高めている。カラーバリエーションはホワイト、ブルー、ピンクの3色を用意した。
防水/防塵仕様のボディに搭載されるディスプレイは5インチフルHD(1080×1920ピクセル)表示の液晶で、ディスプレイ自体が振動して通話音声を伝えるスマートソニックレシーバーを採用する。プロセッサーは2.2GHz駆動のクアッドコア「MSM8974」、メインカメラには有効約1300万画素CMOSを搭載し、本体メモリもRAMが2Gバイト、ROM(内部ストレージ)も32Gバイトとハードウェアのスペックはハイエンドモデルに相当する。容量2600mAhのバッテリーは、付属の卓上ホルダとACアダプターの組み合わせにより超高速充電に対応し、約30分間ならフル充電の50%まで、約60分間なら同じく80%という短時間での充電が可能だ。
大画面でも片手操作がしやすいよう、画面全体を下に引き下げられる「スライドスクリーン」やキーボードサイズの調整機能など、ユーザーインタフェースにもさまざまな工夫が盛り込まれた。また通信面では、auの800MHz、1.5GHz、2.1GHzと3帯域のLTE通信をサポートし、下り最大150Mbps/上り最大12Mbpsの高速通信にも対応した。そのほか、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、赤外線通信、ワンセグなども搭載する。発売は11月下旬以降を予定している。
機種名 | DIGNO M KYL22 |
---|---|
OS | Android 4.2 |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974/2.2GHzクアッドコア |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約69×138×9.9ミリ(暫定値) |
重さ | 約135グラム(暫定値) |
連続通話時間 | 未定 |
連続待受時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 2600mAh |
メインカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約120万画素CMOS |
メモリ | ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
ディスプレイ | 約5インチフルHD(1080×1920ピクセル)TFT液晶 最大1677万色表示 |
ボディカラー | ホワイト、ブルー、ピンク |
主なサービス・機能 | 4G LTE(下り最大150Mbps/上り最大25Mbps)、WIN HIGH SPEED(下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbps)、GLOBAL PASSPORT(CDMA/GSM/GPRS/UMTS)、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz/5GHz)、Wi-Fiテザリング(10台)、GPS、Bluetooth(4.0)、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、赤外線通信、ワンセグ、卓上ホルダ(急速充電対応) ほか |
発売日 | 11月下旬以降 |
関連記事
- 写真で解説する「URBANO L01」
幅広いユーザー層を意識したデザインと使いやすさを合わせ持つ京セラの「URBANO」。スマートソニックレシーバーや物理キーの採用、オプションでの「おくだけ充電」対応など、ほかのau夏モデルとはひと味違うモデルだ。 - 4G LTE対応:機能はもちろん、上質さと使いやすさ、そしてスタミナ重視の“大人”たちへ――「URBANO L01」
大人向けブランド“URBANO”のスマートフォン第2弾は、金属パーツを使って上質さをアップ。ケータイを意識した使い勝手と充実の通話機能、そして大容量バッテリーと進化した省エネ機能も備えた。 - 厳選4モデル! KDDI、auスマートフォンの2013年夏モデルを発表
KDDIは、2013年夏モデルのAndroidスマートフォン4機種を発表した。IGZOと大容量バッテリーの長時間駆動、F1.9のレンズ、1秒15コマ連写など新機能を導入したモデルがそろった。 - 充実の通知パネル:写真で解説する「DIGNO S KYL21」
「DIGNO S KYL21」は、ディスプレイが5インチ以下のスマートフォンとしては国内最大容量となる2520mAhのバッテリーを搭載。「スマートソニックレシーバー」など従来からの便利機能に加え、端末に話しかけてアプリを起動する新機能を搭載した。 - 4G LTE対応:2520mAhの大容量バッテリーを搭載した長持ちスマホ――「DIGNO S KYL21」
京セラ製の「DIGNO S KYL21」は、auの4G LTEに対応したAndroidスマートフォン。4.7インチと大きめのディスプレイを備えるが、2520mAhの大容量バッテリーによりバッテリー切れを心配せずに利用できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.