gooリサーチとjapan.internet.comは6月21日、定期調査「Blog に関する調査」の第3回目分レポートを発表した。
これは、登録モニターを対象にWebアンケートを実施したもので、今回の調査は6月2〜9日の期間、10〜50代のインターネットユーザー1035人(男性43.1%、女性56.9%)が回答した。
同結果によると、過去1カ月以内に他人が作成したBlogを「見たことがある」人は、5月に実施された前回調査に比べ、6.2ポイント増えて37.7%となった。一方、「見たことがない」は31.4%(前回32.0%)、「Blogについてよくわからない」は30.9%(前回:36.5%)だった。これにより、少しずつではあるが、Blogの認知度が高まっていると同レポートは分析している。
よく見るBlogのカテゴリは、調査回ごとに順位変動はあるものの、「生活一般」、「ニュース」、「映画/音楽」が必ず上位3位以内に入っており、Blogから役立つ情報が「得られる」と回答した人は、前回より4.1ポイント増えて66.2%だった。
Blogの作成経験および作成意向は、調査を重ねるごとに、「作成したことがある」または「作成したことはないが、いつか作ってみたい」と回答した人が増えており、Blogの認知度向上と比例していることがわかる。
Blogを作成する理由(複数選択可)のトップは「自分の備忘録として」で、前回調査より1.2ポイント増えて66.2%だった。このほか、「自分の得た情報を他人と共有したい」(32.3%)、「自分の意見を他の人に理解してほしい」(20.0%)が続いた。
他人のBlogにコメントを送ったことが「ある」人は、Blogを見たことがある人の約2割、また、他人のBlogにトラックバックを「つけたことがある」人も、Blog 作成者全体の約2〜3割に留まっており、いずれの機能も利用頻度は低いようだ。
また、Blogサービスを選択するにあたりユーザーが重視するのは、「簡単に作れる」「操作方法がわかりやすい」「レイアウト編集が自由にできる」の3点であり、この傾向は3回の調査結果を通して変わらないという。
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