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番号ポータビリティ制度導入で「変更したい」は約3割

» 2005年04月13日 18時25分 公開
[ITmedia]

 gooリサーチとjapan.internet.comは、共同アンケート調査「アンカーリサーチ with goo」の結果を発表した。2004年4月から定期的にレポートされている「携帯電話の買い替えニーズ調査」の第14回の結果が公開されている。

買い換えで重視するのはディスプレイとデザイン

 携帯電話を買い換えるときに「かなり重視する」「重視する」ポイントを合わせると、「ディスプレイのきれいさ・大きさ」が92.7%、「デザインのよさ」が90.1%。「パケット料金割引の大きさ」77.5%が続く。

 利用したい機能1位が「メガピクセルのカメラ機能(75.2%)」2位が「音楽が聴ける機能(66.3%)」、3位が「ナビゲーション機能(59.8%)」となっているのは前回と変わらない。

 今後3カ月以内に機種変更をしたいか、という問いに「買い替えたい」と答えた人は39.0%。世代別には19歳以下が57.6%と一番多い。

 今後3カ月以内に携帯電話会社を変更をしたいか、という問いに「変更したい」と答えたのは前回と同じ7.0%。年代別で見ると20代が8.4%で最も多かった。

 「使いたいサービスや機能が提供されている」41.4%(29人)、「通話料金が安い」37.1%(26人)、「パケット通信料金が安い」と「使いたい端末がラインナップされている」は同率で30.0%(21人)。キャリアの変更に際しては、サービスや機能を重視する人が多いようだ。

 上の問いに「変更したくない」と答えた930人に、番号ポータビリティ制度が導入された場合にキャリアを替えたいかどうかをたずねたところ、「変更したい」は31.6%となった。

過去1カ月以内に携帯でショッピングをしたのは6.8%

 過去1カ月以内に有料の着メロをダウンロードした人は30.0%で、支払った金額は平均457.8円。同様に有料のゲームをダウンロードした人は8.3%で、支払った金額は平均462.7%となっている。

 過去1カ月以内に携帯用のショッピングサイトを利用した人は6.8%で、前回の6%より微増している。購入した物は、「CD・DVD・ビデオ」で26.5%(18人)。次いで「書籍」25.0%(17人)、「衣類・ファッション」20.6%(14人)となる。

 なお、調査対象は、全国の10代から50代のインターネットユーザー1000人。男女比率は、男性:44.3%、女性:55.7%。年齢層分布は、10代以下:3.3%、20代:26.2%、30代:40.4%、40代:21.5%、50代以上:8.6%。キャリア別分布は、NTTドコモユーザー:56.2%、au(KDDI)ユーザー:21.8%、ボーダフォンユーザー:17.8%、ツーカーユーザー:4.2%の割合で調査を行った。

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