三菱重工、インフラ・防衛向けAIでPFNと資本業務提携 100億円出資し共同開発

 三菱重工業(以下、三菱重工)がPreferred Networks(以下、PFN)に総額100億円を出資し、社会インフラや安全保障といった分野で活用するAIを共同開発する。両社は6月に業務提携を発表しており、今回、資本業務提携を結び協力体制を強化する。

両社のロゴ|プレスリリース

 三菱重工は社会インフラや航空、防衛、宇宙分野の機械やシステムを手掛け、PFNはAI向け半導体や計算基盤、AIモデルを開発している。国際情勢の変化や労働力不足、インフラの老朽化などを背景に、高い信頼性と即応性が求められるミッションクリティカル領域でのAIの実装が必要だと両社は説明。AI関連技術やデータ、運用ノウハウを国内に蓄積する重要性も高まっているとした。

 三菱重工の伊藤栄作社長は「国産AI技術の社会実装に向けたPFNの姿勢は、三菱重工のものづくりの精神と深く通じ合う」として両社の親和性を強調。PFNの岡野原大輔社長は「ミッションクリティカル領域でのAIの社会実装は、世界的にも難度の高い挑戦」とコメントし、今回の協業によって「一社ではなし得ない成果を届ける」とした。

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