Geminiで生成したPDFやスライドを「チャット上で直接編集」可能に 個人プランとGoogle Workspaceで試してみた(1/2 ページ)
Geminiの中で直接、PDFやスライドなどを生成、プレビュー、編集できるように――米Googleは10月29日(現地時間)、AIチャット「Gemini」のこのような新機能を発表した。
Googleによると、Geminiとのチャット内で生成したPDFや「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」、スライド、マークダウンファイル、テキストファイル、コードを、同画面上で直接プレビュー、編集できるようになったという。PDFのプレビューと編集はWeb版とモバイル版でサポートされるが、その他の形式についてはWeb版のみのサポートとなる。
Googleは、これらの機能は「Geminiが利用可能な全ての言語の全てのユーザー」が利用可能としている。
PDFとスライドの生成・編集を試してみた
ITmedia AI+編集部の環境(個人向け「Google AI Pro」プラン版と「Google Workspace」版)でこの機能を試してみた結果は以下の通り。
個人向けプラン版
Google AI Pro版(モデルは「Gemini 4 Argon」、思考レベルは「標準」)で「Gemini 4 Carbonの特徴についてPDFでまとめて」と依頼したところ、確かにチャット内でPDFが生成され、プレビューできた。
プレビューの文字を選択し手動で編集することも可能だが、手動では文字色やフォントは変更できない。文字を選択するとプロンプトを入力するボックスが表示され、Geminiに編集を指示することもできる。この方法では文字色やフォントも変更できた。
ある程度広い範囲を指定して、「表にして」といったレイアウト変更の指示も可能だった。
同チャット上で「PPTも作って」と指示したところ、同じ内容のスライドも生成できた。PDFと同様、プレビューを直接編集できる。Googleスライドや「PowerPoint」ファイルとしてダウンロードでき、ダウンロードした「.pptx」ファイルは「Gemini Notebook」で出力されるような編集できない画像ファイルではなく、編集可能なPowerPointファイルだった。
Google Workspace版
Google Workspace版(「Gemini Enterprise app/Gemini for business」<旧Gemini Enterprise>は未契約)ではGemini 4 Argonが利用できないため、「Gemini 3.8」の「思考モード」で同様の処理が可能か試したところ、同じプロンプトでPDF、スライド共に生成・プレビューできた。
個人向けプラン版と同様に手動で記載内容を編集でき、プロンプトで指示すれば文字色やフォントも編集できた。また、生成したスライドは編集可能なPowerPointファイルとして出力できた。
なお、今回の試用の範囲では前世代モデルのGemini 3.8でもGemini 4 Argonと同様の機能が利用できたが、Gemini 4 Argonで生成した資料の方が情報量が多く、末尾に出典が付くなど配慮も行き届いていた。
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