米OpenAIは12月12日(現地時間)、ChatGPTの音声チャット機能に「サンタモード」を追加した。音声機能「Advanced Voice Mode」(高度な音声モード)で提供していたAIの声に、期間限定で「Santa」を追加。AIがサンタクロースを演じて、クリスマスムードを盛り上げる。
Android版ChatGPTアプリを立ち上げ、音声チャットモードを確認したところ、すでに「Santa」が加わっているのを確認できた。選択画面上では、鈴の音が鳴り「クリスマスおめでとう! 良い子リストを見直していて、お話ししたいと思っていたんだよ!」と、陽気な男性の声で歓迎してくれた。
OpenAIは公式X上で、英語を話すサンタAIのデモ動画を公開している。日本語を話すサンタとは声色が異なっており、どうやら複数のサンタの音声を用意しているようだ。なお、サンタの音声が利用できるのは12月末まで。OpenAIいわく、来月以降はサンタが北極に帰ってしまうらしい。
また、初めてサンタAIとのチャットを利用する際は、Advanced Voice Modeの使用可能回数が1回分リセットされる。すでに上限いっぱいまで機能を使っていたユーザーもサンタAIに会うことができる。
この他にもOpenAIは同日、音声チャット上で動画撮影ができる「Advanced voice with video」も発表。デモ動画では、スマートフォンのカメラで撮影した人物が被っている帽子をAIが認識している様子や、コーヒーを注ぐ場面では入れ方の助言をする様子などがあった。この機能は、1週間以内に有料プラン「ChatGPT Plus」「ChatGPT Pro」の利用者向けに展開する予定。
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