「ChatGPTのアクティブユーザー数は2億人に」──OpenAI Japan代表が公表 次世代モデル「GPT Next」にも言及(1/2 ページ)
KDDIは9月3日、ビジネスイベント「KDDI SUMMIT 2024」を開催した。同社が通信とAIへ力を注ぐことを改めて表明したこのイベントには、AIチャット「ChatGPT」などを手掛ける米OpenAIの日本法人・OpenAI Japanの長崎忠雄(崎はたつさき)代表が登壇。OpenAIの事業概要や、今後発表されるであろう新たなAIモデルを「GPT Next」と称し、長崎代表自身の見解を示した。
長崎代表によると、8月末時点でChatGPTのアクティブユーザー数は、2億人を突破したという。「史上最速で1億、2億のアクティブユーザー数に達したソフトウェアである」「これだけ使いやすい形でAIが使えるソフトは今までなかった」などと長崎代表はアピールした。
特に、8月末時点で英語圏でのサービス提供開始からちょうど1周年を迎えた企業向けサービス「ChatGPT Enterprise」については「ものすごい勢いで企業での採用数が増えている」と長崎代表は説明している。
現在、OpenAIのグローバルの社員数は2000人にも満たない数字であり、そのうち半数はAI開発に従事しているという。主な取引先には、iPhoneなどにChatGPTを統合すると発表した米Appleや、「コカ・コーラ」で知られる米The Coca-Cola Company、バイオテクノロジー企業の米Modernaなどがいると明かした。
また、OpenAIが提供するAIモデル「GPTシリーズ」の今後にも言及。「GPT-3」と「GPT-4」を比較すると「その性能は100倍近く上がっている」と長崎代表は説明する。また「GPT-4o」では、マルチモーダル(音声や画像など複数の形式のデータを扱えること)への対応も果たしている。
このことから、長崎代表は「いずれ出てくる『GPT Next』というAIモデルは、過去の実績から見て100倍近く進化していく。AIというテクノロジーは従来のソフトウェアと違い、指数関数的に成長する。そのため1日も早く、AIとともにある世界を作っていくことを支援していきたい」と展望を話した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
2
週89時間利用も……「AIキャラチャット」依存の10代たち 「やめたい」と思っても抜け出せないワケ
-
3
日系SIerの「御用聞き」は流行りの「FDE」に花開くか? 日立が語る“時代の変化”
-
4
離職率16.2%から6.7%へ 筑波記念病院がAIで見つけた「職場の見えない課題」
-
5
損保ジャパン、Gemini Enterpriseを従業員約2万人に展開 標準機能の制約をどう補っている?
-
6
富士通が脱人月モデルへ CROが説く「AI時代のバリュープライシングへの転換」とは
-
7
「セーラームーンに似ている」 生成AIを使った化粧品の広告が物議 メーカーは謝罪と広告の撤去を発表
-
8
「Jev」とは “文章を書かないAI”がなぜ話題に? 元OpenAI研究者が開発、「“スマートなif文”と考えてみて」
-
9
月間売上1億円超、“推しAI”アプリ「Zeta」がオタク女子わしづかみ ただし危うさも
-
10
「Codex」で1時間にわたる障害→使用量リセットへ
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR