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スパムと戦う6つの方法(2/2 ページ)

» 2005年01月26日 14時21分 公開
[IDG Japan]
IDG
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 Gmailのアカウントに届き、Gmailによって選別されたメッセージを、Microsoft Outlook Expressに持ってくることができる。このやり方のデメリットは、必要なのにGmailがブロックしてしまったメールを探すのに、Gmailに直接ログオンしてJunk Mailフォルダをチェックしなければならない点だ。

 Outlook Express以外でも、GmailはEudoraやApple Mailなど、さまざまなメールソフトと一緒に使える。Gmailのメールを自分のメールソフトに転送する設定は簡単だ。Gmailのアカウントにログオンし、「Settings」をクリック、「Forwarding and Pop」タブを選択して指示どおりに設定していく。Yahoo! Mailでは、スパムに埋もれないために、POPアクセス用のサーバ側スパムフィルターを起動させておく必要がある。

スパムと戦う決意を固める

 ほかの年頭の決意と違い、これは守るのにそれほど意志の力は必要ない。削除キーをたたくだけでなく、もっと積極的にスパムと戦いたい人には、できることがある。「スパムコップ」になるのだ。

 電子メールセキュリティ機器のベンダーIronPort Systemsは、SpamCop.netというスパム報告サイトを運営している。SpamCopは、スパムを受け取ると地道に報告する人たちのコミュニティーに支えられている。報告されたスパムメッセージのリストは、多くの電子メールフィルターで使われているSpamCop Blocking Listの作成に役立っている。スパム報告者になるには、SpamCop.netにサインアップするだけだ。後は受信箱にスパムが到着したら、それをSpamCopのアドレスに転送すればいい。

 自分がスパムとの戦いに積極的に取り組んでいると思えば、慰めにもなるだろう。ただし、SpamCop Blocking Listに貢献する人であっても、同リストをスパムの遮断に使いたい場合は年間30ドル支払う必要があるのでご注意を。

 スパムが少ない1年になりますように。後は祈ろう。

(By Tom Spring, PC World.com)

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